園長先生のつぶやき

いよいよ明日は卒園式

2023.03.23

早いもので今年度も卒園式を迎えます。このコーナーも書きたいことがありつつ機を逸してしまい、なかなか書けませんでしたが、卒園をひかえた今のエピソードを少し書かせていただきます。

エピソード①

年長組の子どもたちと一緒に給食を食べた時のこと。

その日の献立はお祝いのお赤飯と筑前煮とお汁、そしてデザートの大きなバナナ。私のお赤飯と筑前煮は超大盛り!!!給食の終わりがけ。「あ~もうお腹いっぱいで食べられない」「残そうかな」と私、それを聞いていた子どもが「給食は残したらダメなんだよ!」と一言。この一年間「地球フレンズ」という教材で、色々な国を訪ね、その国に起きている色々な問題を考えてきた子どもたち、その中で世界には「ごはんを食べられない人たちがたくさんいること」その反面「たくさんの食べ物が捨てられていること」も学んできました。そのことが、子どもたちの中に意識づけられていることを感じられた一言でした。この一年のSDGsの取り組みが、子どもたちの中にしっかりと残っていることを、とてもうれしく感じられた出来事です。

エピソード②

さて、大盛りの給食を食べ満腹状態で臨んだ卒園式の練習。ふっと気が緩んであくびがでてしまいました。それを見逃さなかった子どもたち、練習後、「園長先生あくびしてやろ」と一言、子どもたちは大人ことをよく見ている、と改めて感じさせられた瞬間でした。緊張感が大事です!!!保育園での日々は、子どもたちのことばに我が身を振り返えさせられる日々です。

エピソード③

卒園式を明日に控えた日の年長組の給食の後、誰彼ともなく音楽発表会で合唱した「ツバメ」を歌い始めました。それがみんなに広がりあっという間に大合唱に・・

この子どもたちは保育園の友だちとの生活の中で一緒に成長してきたのだな、ということを強く感じられとてもうれしくなった出来事でした。

 

いよいよ明日は卒園式です。大きくなって小学校へ行くことをとても楽しみにしている子どもたち、この子たちがそれぞれの持っている良いところを伸ばして素敵な大人に成長していってくれることを強く願います。いつでも遊びに来てね!!