園長先生のつぶやき

一年を振り返り、新たな年へ

2022.12.28

今日12月28日は2022年の保育納めです。今年の当園の一大ニュースは、何と言っても新園舎の建設です。10月に木の香りが漂い、日の光がいっぱい入る明るい素敵な園舎が出来上がりました。その後旧園舎を解体し、今は園庭の整備をしています。来年の一月末には園庭整備も終わり、すべてが完成する予定です。子どもたちは登園すると、園庭整備のシャベルカーやクレーンの動きを見ています。

また、今年も新型コロナ感染症に振り回された一年でもありました。でも、登園している子どもたちは毎日元気に園での友だちとの生活を楽しんでいます。そんな子どもたちとの生活で、癒されて過ごした一年間でもありました。色々な行事も規模縮小するなど、色々な工夫をしながら実施することができました。

今年は、園児のバスへの置き去り、園児に対する保育士による様々な暴行事件が起こり、連日新聞などで報道されました。当園では、全国保育士会の「人権擁護のためのセルチェックリスト」~「子どもを尊重する保育」のために」~を全職員で実施しました。一つひとつの項目をチェックしながら、改めて日々の自分の子どもたちに対する姿勢を考えさせられました。新聞でも報道されているように保育所最低基準の改善などの大きな課題もありますが、「今」 の中で保育者一人ひとりが日々の自分の保育を振り返るとともに、職員集団として子どものこと、日々の保育のことを語り合っていける集団作りが大切だと思います。そして、何よりも、「色々あるけれど子どもたちといることが楽しい」保育園関係者がそう思える保育園になっていくことが大切だな、と強く感じた一年でもありました。

新たな年も、それを目指して新たな一歩を踏み出します。

来年もよろしくお願いいたします。