園長先生のつぶやき

　早いものでもう３月です。今年度も後半月ほどになり、この投稿もほぼ一年ぶりになってしまいました。今年度は新型コロナが５類になり、運動会、発表会、保育参観などの行事が人数制限なくことが行うことができたことが、とてもうれしいことでした。どの行事の中でも、ちょっと緊張しながらも頑張っている子どもたち一人ひとりの姿を見守っているご家族の皆さんの応援の温かさが感じらました。子どもたち、ご家族の皆さん、そして私たち職員の一体感が、それぞれの取り組みの中で感じられた一年でもありました。
　昨日（３月６日）は「お別れ遠足」でした。天気もいまいちだったので、未満児クラスは園舎の中で、３，４，５歳児は「ドリームシアター岐阜」という室内施設に遊びに出かけました。それぞれの活動も楽しかったようですが、子どもたちの一番の楽しみは、何と言っても「手作り弁当」！！！
　その日のお迎えの時のことです。４歳児の男の子が「ママ、べんとうおいしっかたありがとう」と一目散にお母さんのところへ走っていく姿がありました。そしてその子の弟（１歳児）もお母さんのところへ走っていき、お母さんは二人をグッと抱きしめて、とてもうれしそうでした。仕事と子育てとの忙しい生活の中での「手作り弁当」。大変だったとも思いますが、気持ちのこもった「手作り弁当」は子どもたちにとっても特別な「お弁当」だったのだと思います。そして、「ありがとう」と言われたお母さんも、とてもうれしかったことだと思います。それを見ていた私もとても温かい気持ちになりました。
今年度も後半月、年長組は卒園です。小学校に向けての期待を高めることと併せて、保育園でのともだちとの生活をいっぱい楽しんで欲しいと思っています。