園長先生のつぶやき

かぶとむし

2022.07.22

保護者の方からカブトムシをいただきました。子どもたちは朝来るとその飼育箱を覗きに来ます。でも、夜行性のカブトムシは朝は土の中にいることが多く、なかなか出てきてくれません。ある朝の事、4歳児の女の子との会話です。子「カブトムシいないね」私「カブトムシは昼は土の中で寝てて、夜は出てきて動いているんだよ」子「朝なのに???」 この子の感性ってすごいな、と思いました。私が「昼は寝てるんだよ」と言ったことに対して、何気なく「朝なのに?」という素朴な疑問、私の中には「昼」「夜」という大雑把な感覚しかなかったのに、彼女の中には「今は「」」という感覚があったのです。このことにとても感心させられました。こんな風に子どもたちとの何気ない会話からも、子ども一人ひとりの私とは違う感性に感心させられる日々です。